ルーン占いとの付き合い方（２）
今年上半期の運勢といった曖昧で「あなたまかせ」な占いではなく、ルーン占いのセルフ占いにフォーカスしてみようと思います。アイテムの選び方などにも触れていますが、一般的な事柄ばかりです。でも、なにかの足しになれば幸いです。
もしあなたが、ルーン占いを始めるにあたって入手しようとするのは、ルーンのセットではないでしょうか。占いカテゴリーのマーケットを検索すると、いろいろなセットや手引書が商品として並んでいます。
ですが、朴術（ぼくじゅつ）で使うアイテムは「なんでも良い」という説があります。易占の筮竹（ぜいちく）、タロットやオラクル占いのカード、占いではないと言われますがダウジングのＬロッドや振子など…
極論してしまえば、入手すべきルーンのセットも「何でもよい」、わざわざ値段の高いパワーストーン製を選ぶ必要性はありません。
私の手元にあるルーンは現在２セットで、一つはネットオークションで入手したタイガーアイのセット、もう一つは個人の陶芸ファンが自作した焼き物のルーンで、実際に使用しているのは素朴としかいいようのない後者です。
タイガーアイのセットは「未使用」とありましたので入手したものです。実販価格は多分6000円を超えますが、2000円程度だったのでお値打ちかと思って入手しました。こちらはキレイですが少々重たいのが難点。まあ、観賞用ですね…
その点焼き物ルーンは軽くて、手触りがよく、一つ一つの形に大差がないので触感で判別できず、ワンオラクルに最適。と、感じた時点で私にとってはこちらのルーンセットが向いているということなのだろうと思います。
こいうったアイテムは相性みたいなものがあって、理屈でなくなじみの良いものがあったらそれが、ベストのパートナー。そこにたどり着くにはいくつか手に取るのが良いですが、ネット通販で写真を見るだけで一目ぼれするようななのがあれば、それはそれで良いと思います。
ルーン占いで使うカードやルーン石も占いの結果を知るための手がかりにすぎません。大切なのは、ピックアップしたルーンから、どのような情報をサルベージできるか。ルーン占いの核心（かくしん）は「リーディング」なのです。
リーディングなどと言われると途端にハードルが上がってしまって、尻込みしてしまいそうですが、これは占いへの適正のあるなしとは別に、経験を積むことで確実にレベルが上がっていきますのでご心配なく。
できれば、外出前に、傘を持ってゆくべきかどうか、本日の警告・注意点の有無などを、毎日自分で占ってみましょう。ルーン文字の象徴する意味や簡単なリーディング程度なら、数か月もすれば、普通にこなせるようになるはずです。
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